自費出版・流通出版・執筆のことなら文芸社へ

自費出版・流通出版は気軽にSite執筆・出版の応援ひろば
よむ人からかく人へ。ここは表現する人を応援する著者のための『ひろば』です。ご相談・お問い合わせは…「なんでも相談室」へ

執筆・創作・自費出版・流通出版のことなら【気軽にSite 執筆・出版の応援ひろば】トップへ > 書いた人のわ(『トーマス陽より』 葵とも子)

書いた人のわ(『トーマス陽より』 葵とも子)

『トーマス陽より』 葵とも子
 ひとりっ子の私にとって、本はまさに親友。新しい本との出会いは、新しい友達との出会いでした。
 本好きが高じて、小学校卒業頃には小説家になりたいと思っていた私ですが、さすがに成人して現実が見え、生活の安定の為小説家の夢は定年退職後にとっておく事に。それから暫く経ち、社会人生活も落ち着いて来ると、今度は友人の社内報のコラムのお手伝いや、祖母の為のオリジナル新聞作りなど、趣味の域ではありましたが、「書く」という楽しみを持つ余裕が出てきました。 

 ある時、友人から「これまでに書き貯めた物を本にしてみたら」と出版相談会の案内の切抜きを渡されます。そして友人と一緒に、原稿も構想も何も持たないまま、これまでに描いたイラストだけを持って相談会に出席。すると後日、「この世界観やお手持ちのキャラクターをそのまま活かした、活字の作品を作れますか?」という電話がかかってきました。「過去に書いた小説があれば、それを参考に文章力をチェックします」との事。まさか、自分の為だけに趣味で書いてきた小説が人目に触れる日が来るとは思っても見なかったので、嬉しさ半分恥ずかしさ半分で過去に書いた小説を送りました。そして、後日再び連絡があり、「今持っているアイディアと文章力で、こういう作品を作ってみませんか」と具体的なイメージを話して頂きました。勿論、「私にそんな作品が書けるだろうか。時間があるだろうか。読んでくれる人がいるだろうか」という不安はありました。でも、「縁」という物を日頃から感じている私は、自分の書く力を引き出して下さる方との出会いに「縁」を感じ、思い切って挑戦してみることにしたのです。

 作品が出来上がる過程では、出版の方法を移行したり、編集担当の方との校正中で読者の年齢層を下げたりなど、変更に応じて大変な作業もありました。でも、関わった担当の方が、締め切り厳守や厳しい校正など、私をプロの作家として接して下さったお陰で、私自身も作品に対して妥協を許さず、こだわり抜くことができました。このプロの目のアドバイスや、時間との戦いがあったからこそ、単に表現力だけではなく、著者としての責任感も養われたように思います。

 今回の私の作品は「ご先祖様との対話を、くまのぬいぐるみ・トーマスを通じて学ぶ『縁』の話」なのですが、まさしく「縁」によって仕上がった本だと実感しています。
 チャンスは誰にでも訪れるもの。でも、自分にその用意があり、そのタイミングで行動できる環境を得るという事は、実際には中々ありません。最初の一歩を踏み出す勇気は、並大抵のものではありませんが、これからご自分の作品を形にしようとなさっている方には、「今が自分にとってスタートのタイミングだ」と感じたら、ぜひ挑戦して欲しいと思います。

葵とも子 (あおいともこ)
●葵とも子
1981年、横浜生まれ。
血液型はB型(検査により判明)。生まれた時からスローライフを貫く。
好物、芋けんぴ。カレー味のお煎餅。
苦手な物、人参とおでん。
大のネコ好きで、最近自分の前世はネコではないかと思い始めている。

●トーマス
8月23日、カナダ生まれ。
血液型はO型(家族による決定)。マイブームへのこだわりが凄い。
好物、お芋のけんぴ。ノルウェーサーモン。柿。
苦手な物、はちみつ(虫が来るから)。
自宅用とは別に、旅行用の自分専用枕を持っている。

←前回へ | 
次回へ→


トーマス陽より
ともちゃんは一人っ子。大好きなおじいちゃんが亡くなって寂しがっていると、お父さんとお母さんがカナダ旅行に連れていってくれました。そこで運命の出会いが。一匹のクマのぬいぐるみと目があったともちゃん、「ウチの子になる?」「うん! お姉ちゃんの弟になる!」「私にクマの弟が誕生した。命名、トーマス」。トーマスはおじいちゃんが天国でともちゃんとの「縁」を結んでくれたクマだったのです。トーマスとともちゃん、おじいちゃんとの「縁」をめぐる不思議でこころが温かくなる物語。楽しい漫画も付いています。

バックナンバー


文芸社の気軽にSiteへお越しの方へ
【気軽にSite執筆・出版の応援ひろば】では自費出版・流通出版のご相談を随時受付けています。また出版だけではなく執筆・創作のヒント、きっかけになる情報の提供もしております。文芸社の気軽にSiteでは書きたい人、これから執筆・出版に挑戦したい人の活動を本気で応援しています。