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書いた人のわ(「散る葉っぱのような」 彩葉ちも)

「散る葉っぱのような」 彩葉ちも
 詩を書いていると、私はいつも散ってゆく葉っぱのような気分になります。物悲しい感じではなく、葉っぱがひらひら舞い落ちてくるような余韻が、心の中に木霊するような感覚というべきでしょうか。色とりどりの葉が心の木にいつも繁っているそんな気がします。

 私が初めて詩というものに触れたのは、姉が書いた詩を読んだ小学生の時でした。それから真似して詩を書くようになったのです。見様見真似で書いた初めての作品は、父がビール会社に勤めていた事もあり、「ビール」という作品だったと記憶しています。仕事から疲れて帰ってきた父からプーンとビールの匂いがしていたという様な作品だったと思います。

 それからというもの詩は、私の生活とは切っても切り離せないものとなっていきました。
 詩を書き始めた小学生の頃は長い詩しか書けなくて、結局何が言いたいのかさっぱりわからなくなる事が多かった。しかし、詩を書き続けて高校生の頃だったでしょうか。段々と短い詩が書けるようになり、自分の詩のスタイルというものが出来上がっていきました。私は長い詩より短い詩が好きなのです。凝縮された言葉には心地良い余韻が心に残ります。余韻という意味では、今の私の詩のスタイルに繋がっているのではないかと思います。

 文芸社様から詩集を出版する事になったのは、一枚のハガキがきっかけでした。詩を書いていますという一言を書いたところ、作品を見せて頂きたいとご連絡を頂いたのです。その頃、私は心の病気に苦しまされ絶望の淵にいました。何もなかった自分にとって、希望の光が射したように感じました。一冊の詩集を創っていく過程で、私はとても楽しく生き生きとしていたように思います。文芸社の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱい。

 詩集を出版する前は、心の病気を抱えている自分が嫌いでたまりませんでしたが、出版した後は自分の生きがいが生まれ自分に誇りを持つ事ができるようになりました。確実に私は、変わろうとしています。

 私が詩を書き続けるのは、全てに宿る心の世界を見つめ、自分の中で弾ける想いを言葉にせずにはいられない衝動に、常に駆り立てられる為だと思います。私の中に眠る本能というべきでしょうか。自信を喪失する事はあっても、書く事をやめる事はできません。どうしても。勝手に手が心が詩を書く事に動いてしまうのです。

 私にとって詩は、いつも心の世界を眺めながら歩き、時に立ち止まっては自分の感じた世界を言葉にして切り取る旅のようなもの。私は、心の世界を旅する旅人でもあり、とても自由な魚のようでもあります。果てしなく広がる感性の海で、私は今日も優雅に漂い沢山の言葉達に出会っています。

彩葉ちも
☆生年月日→1983年4月2日
☆出身→兵庫県尼崎市生まれ
姉の影響で、小学生の頃から詩をを書き始める。
福祉系の専門学校を卒業後、老人福祉施設で介護を経験。相談員として働く。
24歳の時、カメラに興味を持ち写真を撮り始め、写真と詩のコラボ作品が生まれる。

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