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書いた人のわ(「空に還る星」 蒼居未紅)

「空に還る星」 蒼居未紅
 小説を書こうと思ったのはプライベートで旅行に行って、半月ほど経った頃だった。

 旅行中に考えさせられたこと、感動したことをなるべくリアルな形で残したい。おばあちゃんになった時、施設に入っても楽しく読めるようなものにしておきたいと思ったのだ。この時はまだ、出版しようなどと大それたこと(?)など考えてもみなかった。
 その気持ちに変化が訪れたのは三分の一ほど書き上げた時だったと思う。

 もし、この作品をプロが見たら、どんな評価を下すのだろうか?もし、この作品が本になったら、どんな仕上がりになるのだろうか?むくむくと頭をもたげた好奇心が、出版という道を私に拓いたのだ。
 実は昔、エッセイやキャッチフレーズ、川柳のコンテストへの応募にハマッた時期がある。そうして出会ったサイトの中には、文芸社もあった。

 軽い気持ちで応募したショートストーリーコンテストには落選したが、「他にも何か原稿があれば見せてください」とわざわざ電話をくださった文芸社には好印象を抱いていた。
 もしかしたら今回の原稿も親身に見てもらえるかもしれない。そんな理由で原稿を送ったのだ。

 結果は吉と出た。原稿送付からしばらくして送られてきた、ごく丁寧な作品評と、出版を勧める案内。かなりしつこい質問をしても丁寧な説明をしてくれる出版担当者さん。著作権が心配になってダンボール一杯に送った本を、隅からチェックして、不安を解消してくれた編集さん。迷いながらも出版を決意し、どうにか一冊の本に仕上がるまで、たくさんの方々が惜しみないバックアップとエールを送ってくれた。

 そして、出来上がった本を読みながら泣いていた家族の姿、こちらが面食らうほどに興奮し、熱狂してくれた母校の先生方、打ち上げまでしてくれた友人の様子を目にして、出版をやりとげられてよかったと心の底から思った。
 出版までには、汗水たらして街を駆け回るようなことはない。コツコツと校正し、カバーデザインを決め、メールや電話でやり取りをする、一見地味な作業が続く。

 だが心の中は期待と不安、良いものをつくろうという意欲でふつふつと沸き立つに違いない。静かな、でもこの上なく昂揚し、興奮する時間。それが出版までの時間だ。そして本が出来上がったあかつきには、今まで体験したこともない、人とのつながりや喜びを感じられる。
 書くことが好きな人には、ぜひ体験してみて欲しい、至福の時間である。

蒼居未紅
長野県在住。
二十数年来長野を離れて生活したことはないが、放浪の虫が騒ぐままに国内旅行を楽しんでいる。
旅行以外の趣味は資格取得。
最近、漢字検定一級を取ろうかアロマの上級資格を取ろうか思案中。

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