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書いた人のわ(「夢は逃げない 一太の挑戦」 天降一太)

「夢は逃げない 一太の挑戦」 天降一太
心豊かで逞しい人間になって欲しい。そう強く願い『情熱とチームワーク』を合言葉に学校経営に当たっている中学校長。教育には夢もロマンもある。それはそのはずで、世界中のあらゆる分野で活躍する人材を育てるという崇高な職責を担っているからだ。

しかし現実には多くの問題が存在し『いじめ問題』もその一つ。教育は学校だけで行えるものではない。多種多様の価値観が存在しても、家庭や地域との協働があって、その効果は見えてくる。これが今回の出版に至った背景だ。

「事ある度に、個々の生徒や保護者と話していてはきりがありません。子育てに正解などありませんが、私を例にして本を書き上げますからそれを読んで考えてみてください」いじめ問題を題材にした保護者対象のある講話の終わりに言ってしまった。
『まず決める。そしてやり遂げる。それが唯一の成功の秘訣だ』と常に口にしていた手前、実行しないわけには行かなくなったのが事実。『言葉や文字は嘘をつく』と口癖のように話し、生徒達に具体的行動を求めている校長としては一歩も引けない状況を作ってしまった。

一気に書き上げた。表現方法など知りもしないくせに、『逃げない人間になれ!』『頼もしい大人であれ!』そんな思いだけで嘘のない物語とした。全職員に原稿を配付し、学校で印刷し朝の読書で活用するにふさわしいとの評価を得たことで、全校生徒、保護者の手元に届いた。

これで自身の目的は達成したのだが、作品の評判は地域にも流れて「先生の学校だけじゃもったいない。校長先生、出版できないかな」この言葉が文芸社のお世話になるきっかけとなり、地元の本屋に、著名人の作品よりはるかに幅をきかせて自著が並ぶ事になった。本のタイトルも「校長先生のいつもの言葉にしてほしい」と、住民のたっての要望で『夢は逃げない』としたのだった。

多くの感想が寄せられる。「勇気が湧きました」と小学生や中学生。「大人としての生き方に刺激を受けた」と子育て中のお父さんやお母さん。故郷鹿児島からは、面識のない大先輩の退職校長から「帰省したら一緒に飲もう。教育を語ろうじゃないか。必ず連絡しろ」と電話もいただいた。東シナ海を目前に臨む素敵なペンションのブログにも『良き本との出会い』として自著が紹介されているのを発見した。出版とはこういうことか嬉しく感じつつも、出版は生き様をさらすこと。職務柄、大きな責任がのしかかってくるのも事実。

そう簡単に売れるものではないということも痛感しているが、確かに思いは伝わると実感できている。

天降一太
1957年1月1日生
鹿児島県出身
国分市(現在の霧島市)内の公立小・中・高等学校卒業。
筑波山の麓にある養豚場で働きながら、筑波大学にて言語学を学ぶ。
卒業論文審査会にて不合格の烙印を受けるも、一から書き直し再提出した論文が認められかろうじて卒業。
その後千葉県の私立高校教諭、公立中学校教諭、市教育委員会の指導係長を経て、公立中学校教頭として12年間勤務。
現在、千葉県公立中学校校長。
林間学校では生徒とともに関東以北の最高峰の日光白根山に登り、体育祭の100メートル競争では生徒と本気の勝負をしている54歳。
千葉県在住

カバーイラスト・挿絵/すず

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