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執筆虎の巻(キャラクターを創る/第二回 『登場人物を生き生きと描くには?』)

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「キャラクターを創る2」
北海道 学生 20歳
多くの人物が登場する小説を書こうと思っていますが、生き生きとした人物が描けません。キャラクターを生かすためのコツはありますか?

 今回は複数の人物の造型についてじゃが、まずは、各人物の名前・性別・年齢・職業・趣味・性格・容姿・癖などをしっかりと考えて欲しい(少なくとも、この程度の人物像が出来ていなければダメじゃ)。

 ただ、これらをすべて物語の中で説明する必要はない。「太郎は20歳の男性で大学2年生だ。性格はおっとりとしていて趣味は写真を撮ること。背丈は180cmもあるのに体重は60kgしかなく、やや不健康そうに見える」―― こうした自己紹介みたいな文章を書いても、読者はすぐにその人物像を忘れてしまうじゃろう。それに「趣味は写真を撮ること」と説明しておきながら、その後、写真に関するエピソードが一度も出てこなかったら意味がない。

 じゃが、物語に直接関係しない部分、読者に情報として提示しない部分にもこだわって人物を造型することは、とても大切なことなのじゃ。人物像がしっかりと確立されてこそ、生き生きと描けるというものじゃ。「この場面だったら、人物Aはどのように行動するか、人物Bだったらどうか」ということが思い浮かぶようになればまずまずじゃな。

 次に、それぞれの人物の特徴をデフォルメ(変形・強調)することがポイントとなる。日常生活において「髪の長さが腰まである人」「爬虫類が好きな人」「超愛煙家の人」など、特徴をとらえて人物を覚えることが少なくないじゃろう。また、特徴にインパクトがあるほど忘れにくい。小説の世界では特徴(一点だけ)を強調してみよう。例えば、わしは鰯が大好物なのじゃが、わしを小説の人物とする場合、単に“無類の鰯好き”という設定では読者の印象には残りにくい。“鰯の缶詰を必ず5個は鞄に入れている”というぐらいデフォルメしても良いかもしれん。ただし、デフォルメし過ぎると単なる“変わり者”になってしまうから気を付けるのじゃぞ。

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