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執筆虎の巻(キャラクターを創る/第三回 『ぶれない人物造形のコツは?』)

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「キャラクターを創る3」
鹿児島県 学生 19歳
自分の書いた小説を他の人に読んでもらうと、主人公のやることがちぐはぐで、つかみどころがないとよく言われます。何がいけないんでしょうか? またこれを解消するにはどうしたらいいでしょう?

 これは要するに、主人公に一貫性がない、ということじゃな。人間というのは実際のところ、そう簡単に変われるもんではないからのう。「こんな奴だったか?」というような場面があれば、確かに違和感を覚えるはずじゃ。ひとつ考えられることは、主人公がストーリーに振り回されていないか、ということじゃ。ストーリーの都合に合わせてコロコロ態度を変えたんでは、これは一貫性のない人物になってしまうじゃろう。前回も言ったことじゃが、登場人物を物語上の駒とするのではなく、むしろこの人ならどう行動するかを考えてストーリーを動かしていくと、作品世界も活き活きとしてくるはずじゃ。

 さて、人物を印象付ける大きな要素は、その人の性格や考え方となるわけじゃが、これをぶれのないものするためには、その裏付けを明確にしておくといいんじゃ。つまりその人の人格が形成される背景じゃな。そこで考えられるのは、主人公の履歴書を作ってみるということじゃ。

 ここでいう履歴書は単に学歴や職歴を並べるだけではない。むしろ重要なのは、その人物の生い立ちや生活環境、嗜好といった部分じゃな。例えば、どのような家庭環境に育ったか、家族構成、兄弟の有無や何番目かといったことも考えたい。家族以外の人間関係、趣味をはじめ関心のあること、信仰や思想の傾向、特技や苦手といったことも決めておくといいじゃろう。また、これまでに何かひどく辛い体験をしたとか、特に波瀾なく平凡に生きてきたとか、およその経歴も考えておくといい。そして無論、それらを踏まえた性格もできるだけ具体的にしておきたい。

 これは無論、物語の中ですべてを明かす必要はない。必要な部分は明かし、ただしそれ以外は作者が常に意識しておくことじゃ。性格や考え方の元となる背景をしっかり構想することで人物のイメージが鮮明になり、その言動も想像しやすくなるはずじゃ。

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