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執筆虎の巻(キャラクターを創る/第四回 『キャラクターの表現方法とは?』)

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「キャラクターを創る4」
静岡県 会社員 28歳
登場人物のイメージはしっかりと固めたのですが、それを物語の中でどのように表現すれば良いのでしょうか? 上手な表現方法を教えてください。

 これまで、登場人物の具体的な設定についてアドバイスしてきたわけじゃが、今回は実際にどのように描けば良いか、という話じゃ。例えば、口数が少ない登場人物を設定したとする。しかし、「Aは寡黙だった」と説明文を記すだけでは物足りない、ということはすでに教えたの。では、この登場人物をどのように表現すれば良いのじゃろうか。

 口数が少ないからといって、会話文で「……」を多用するのは芸がないし、これでは人物を生き生きと描くことはできん。こういう場合、登場人物の表情や所作を描写することが一つの方法として挙げられる。また同時に、なぜ口数が少ないのかということも考えなければならん。口下手なのか、内気なのか、あるいは人間嫌いなのか。その理由によって表情や所作は変わってくるじゃろう。視線にしても、内気な人は目が泳いでしまうじゃろうし、人間嫌いの人の視線は突き付けるような冷たさがあるかもしれん。すなわち、表情や所作を描写することで、人物の「口数の少なさ」と「性格」を間接的に、そして豊かに表現できるというわけじゃな。

 諸君はまず、会話文の合間に登場人物(話者)の表情や所作の描写を用いる練習をしてみてはどうじゃろうか。例えば、会話文が10ページにもわたって書かれていたら、その単調さに読者は飽きてしまうかもしれん。そこで、登場人物が話しているときの表情、仕草、癖といった顔や体の動きを描写することでメリハリを付ける。加えて、上で説明したように、登場人物(話者)の性格を表わすような描写を盛り込み、キャラクターを際立たせるのじゃ。

 登場人物が異なれば、「食べ方」も「笑い方」も「歩き方」も、そして「しゃべり方」も違うはずじゃ。キャラクターは、説明するものではなく描写するものである、ということを忘れてはならんぞ。

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