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執筆虎の巻(「創作の準備を!」篇/第三回 『原稿用紙の枚数』)

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「創作の準備を! 3」
 
一般的に、物語にははじまりと終わりがある。そして作品は完結してはじめて読者に読まれるものじゃ。そこで作者は、どのくらいの分量で物語を創作すれば良いか、ということを考えないわけにはいかん。今回はこの点について考えてみよう。

 ここで、写真を例として取り上げたいと思う。諸君の目の前に美しい建築物があるとする。それをカメラに収めようとするとき、建築物の全体像をとらえるために離れて撮ったり(=撮影範囲を広くする)、近づいて撮ったり(=撮影範囲を狭くする)するじゃろう。物語を創作するときも、実はこの“距離感”が大切なんじゃ。

 例えば、世界各地で暗躍する巨大な地下組織をモチーフとした壮大な物語を創作するとき、原稿用紙30枚で描けるだろうか。また、日常生活のささやかな幸せをモチーフとするとき、原稿用紙1000枚で描けるだろうか。いずれも至難のわざじゃろう。つまりは、描こうとするモチーフによって、ある程度、作品の分量が決まってくるということじゃ。

 それでは、物語が適切な分量で描かれているかどうかの判断基準は何じゃろうか。ひとつは、物語があらすじのようになっていないか、ということ。もうひとつは、会話文がだらだらと続いていないか、ということ。ある程度の分量を書き上げた段階で自分の作品を読み返し、この二点についてチェックしてみよう。もし当てはまるようであれば、物語が適切な分量で描かれていないかもしれん。

 もし、適切な分量で描く自信がなければ、まず原稿用紙の枚数を先に決めてから、(第一回でアドバイスした)プロットを組み立てて物語を描く練習をしてみると良いじゃろう。原稿用紙30枚という制限の中でどのような物語が描けるか。原稿用紙100枚ではどのような物語が描けるか。実際にチャレンジして“距離感”を養ってもらいたい。頭の中でしっかり構想しているつもりでも、実際に書き始めてみると上手くいかんことが少なくない、ということを忘れてはならんぞ。

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