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執筆虎の巻(「創作の準備を!」篇/第四回 『作品の世界を広げる』)

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「創作の準備を! 4」
 
第二回(『作者と作品との距離』)では、自分が書ける範囲で書くということを話したのぉ。これは自分の力を充分発揮するためのポイントじゃった。ただ逆に、これに甘んじてばかりいては、似たような作品しか書けないということにもなりかねん。そこで、今回はその“書ける範囲”を広げることを考えてみるぞ。

 学生が小説を書く場合、やはり同年代の登場人物を設定し、学校生活を物語の舞台とするケースが多いじゃろう。その理由の一つとして、“作品との距離”が近くて書きやすいということが挙げられるじゃろうな。ただ、創作力を高めるために、新たな設定やシチュエーションに挑戦することも大切じゃ。その場合、扱う題材や素材についての知識を得なくてはならん。創作といっても何から何まで自分で創り出すというわけではないからのぉ。

 例えば、歴史小説や社会派小説などの本を見ると、巻末に多くの「参考文献」が列記されておる。つまり、プロの作家は一つの作品を書き上げるために、様々な資料を読み込んだり、現場に足を運んだりして、知識を蓄積しているというわけじゃ。
学校を舞台に物語を描くことと、一度も行ったことのない外国を舞台に物語を描くこと。当然、前者の方が書きやすいじゃろうが、そればかりでは創作の幅が広がらん。一度も行ったことのない外国の街を、いかにリアリティを持たせて描くか、ということにチャレンジして欲しいものじゃが、そのためには、想像力だけでは限界がある。その国の歴史、文化などを丹念に調べるといった地道な努力が大切なのじゃ。

 また、調べた内容のすべてを作品に反映させる必要はない。「せっかく調べたのだから、できるだけ作品に盛り込みたい」という気持ちは分かるが、創作作品は調査発表の場ではないということを忘れてはならん。調査データや教科書的な記述ばかりが目立つ物語だったら、諸君も鼻白むじゃろう。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざを心に刻んでおくのじゃ。
 まずは、調べたことを書き留めておく資料ノートを作成すること。それを創作の糧として、物語の土台を固めてゆくべし!

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